きんきょ〜

過去の出来事

Sun Jun 2007

  • PIM Backupを使うとX01HTとかのWindows Mobile端末のアドレス帳のデータをテキストファイルに書き出すことができ、Excelなんかで簡単に読み書きできて、かつ書き戻しも簡単に行えるという事実に気づいたのでメモ
  • まずWM5上でPIM Backupを実行してバックアップを取ります。PIM Backupは予定表や通話履歴もバックアップできますが、今回必要なのはcontact(アドレス帳)だけです。圧縮はしてもしなくてもどちらでもいいです。
  • 生成された***.pibファイルをPCにコピーし、拡張子をzipにして解凍ソフトを使って展開します。つまりPIM Backupのpibファイルは拡張子をかえただけのZIPファイルな訳です。
  • 展開フォルダの中のcontact_***.cscファイルがアドレス帳データです。テキストエディタで開くと分かると思いますが、フィールドがセミコロンで区切られたUTF-16でLFな改行コードのテキストファイルです。なのでExcelで簡単に開くことが出来るのですが、電話番号のフィールドなどは文字列の形式で読み込ますようにしないと、先頭の0をExcelが勝手に消してしまうので注意です。
  • Excelで編集したらCSV形式で保存します。その際拡張子がcscになるようにしておきましょう。そのときフィールドがセミコロンではなくカンマに変更された状態で保存されますが、PIM Backupではカンマ区切りのデータでも読み込めるため気にしなくても大丈夫です。ちなみにカンマ区切りだけでなく、Tab区切りやSpace区切りもいけるみたいですが、ファイルの拡張子はcscにしないとPIM Backupで読み込めません。
  • cscファイルをそのままWM端末にコピーします。圧縮し直さなくてもOKです。そしてファイルをタップすると、PIM Backupが起動してRestoreするか尋ねてきます。その際、Field delimiterの値を”,”にするのを忘れずに(カンマ区切りで保存した場合)。すると見事に編集データでアドレス帳を上書きすることが出来ます(上書きでなく追加することも可能)。ちなみに最後の行が改行だけで終わってないとエラーになるみたいなので、もしそうなったらエディタで開いて末尾に改行コードを追加してみるといいかも。
  • この方法を使うと、アドレス移行の際に失われがちな大量のよみがなの入力もExcel画面で比較的簡単に行えるようになります。さらに、Outlookをあまり使ってないとかそもそもMacだからOutlookないって場合でも簡単かつ効率的にアドレスの編集ができるようになります。ちなみにTaskやCall Logのデータも同様にPIM Backup経由でテキストファイルとして書き出し・取り込みが可能ですが、開いてみると分かると思いますがバイナリ風味のデータが混ざっているため編集は難しそう。分かる人誰か解析してみてください。

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