きんきょ〜

過去の出来事

Fri Aug 2003

  • 書くネタが多すぎると書くのが面倒くさくなる罠。ネタは小出しにして欲しいものだ。
  • なんか今度またvCard作成 for iPodが雑誌に載るらしいです。毎日コミュニケーションズ「iPodファンブック(仮)」(予価1400円/2003年8月ー9月)らしいです。
  • ジャンク屋でメルコ製のPCIビデオカードWHP-PM4を1000円でゲット。PCIのビデオカードは伊佐というときに役に立つため前から欲しいと思ってたのですが、いかせん中古で出てくることがあまりなく、新品で買うにはコストパフォーマンスがかなり悪いのでなかなか手に入れる機会がないのです。しかもこの製品の凄いところはなんとビデオチップに3DlabsのPermediaが載っているという点。あのグラフィックワークステーション向けに50万円以上するようなボードを作っている3DLabsですよ奥さん。価格の安さで軽いジャブを食らったところに思わぬビッグネームでとどめの一撃!気がついたら箱をもって店をあとにしてたわけです。
  • でもよくみてみたらメモリが4MBしかありませんでした。いまどきメモリが足りなくてSXGAの解像度を32bitで描画できないってのはもうネタですな。しかもWin2000用のドライバないし。NT4用のでは動きませんでした。ドライバの弱さはやはり3Dlabsといったところですか。しかもドライバ以前にBIOS画面すら表示できません。おそらく基板上のディップスイッチをいろいろ設定するんだろうけれどもなんか面倒くさいのでそのまま放置することに決定。
  • バイト先に来た廃棄のパソコンの中から今は無きQuantumの5.25inchHDD、Bigfootをゲット!まずその大きさにびっくり。3.5inchHDDをちょうど二倍にしたくらいの大きさがあってビッグの名にふさわしい貫録があります。しかも4.3GBあるのでまあまあ使えそうです。むしろ鋳造製のカバーを取り払って中のディスクが見える状態で置物にしておきたい。
  • 壊れていて以前修理に出していたMaxtorの120GBのHDDが帰ってきました。動作確認をとらずに購入後一ヶ月以上放置したのちいざ使おうと思ったら壊れていたんです。初期不良交換期間もとうに過ぎていたため、購入店にもってって相談してみたらバルク品ながらメーカーに送ってみるとのこと。保証期間も過ぎてるし、だいたい一ヶ月以上戻ってくるのに時間がかかるといわれてその時は激しくへこみましたが、一週間程度で帰ってきた上無料で修理してくれました。これを一時ドライブとし、以前購入したこれまたMaxtorの同型番の60GB2つを使ってRAID 1を組んでみようと考え中。

Sun Aug 2003

  • ああ、とうとう20歳になってしまった・・・(涙)。
  • RAID構築なんですが、どうもうまくいかないWin2000なのに起動中にブルースクリーンで落ちてしまうという症状に見舞われやはりRAIDは上級者向け技術なのかと半ばあきらめかけていたのですが、その不具合の原因はスレーブにつないだままのHDDにあったよう。これまでは同じHDDを二つ持っていて、一つはシステム用、もう一つはデータ用とわけていたのですが、今回120GBを新たに導入するのに伴ってデータ用ドライブの中から比較的必要のないデータを新しいHDDに移してデータ用ドライブの容量を減らし、データ用とシステム用を一つのドライブにまとめて片方のHDDは空にして、それをつかってRAID 1でミラーリングしいざというときに備えようと思ったんですよ。データの移動にはPartation Magic 7を使い、パーテーションごと片方のドライブに移動しドライブレターも元のヤツと同じようにしてやれば簡単にデータ移動できると思ったのですが、ブルースクリーンでどうしても起動に失敗する。どうしてかと思ったら、「データが完ぺきに移せれば古いほうのドライブのうちの片方は必要ないわけだから、RAIDを構築する前に元データの保護と新しい環境のテストをかねてドライブ一個で起動してみよう」としたのが間違いだったらしい。そこで横着してドライブはIDEケーブルに付けたままで電源だけ抜いてたのがまずかったらしく、たとえHDDに電源が入っていなくてもIDEに何かが繋がっているという情報がマザーボードに伝わってしまったようでそこにアクセスしようとしてエラーをはいてしまっていたみたいだ。HDDをIDEから完全に抜いてしまえばちゃんと起動したため、データを完全にバックアップしてRAIDの構築に移ろう。
  • 新しい120GBのMaxtorのHDDはシーク音がうるさすぎ。それまで使っていた古い60GBのHDD(型番4D060HG)は流体軸受けに5400rpmなので動作音、シーク音ともにCPUファンや電源ファンと比べると無音といってよかったのですが、新しいヤツ(6Y120P0)は7200rpmながら回転音こそしませんがデータの読み書きをする際に強烈なガリガリ音を立てて、かつて(いまも?)壊れるという評判の高かったIBM製HDDを連想させ非常に怖い。一度は死んだ身であるため、もしかしたらすでに寿命が来てるのかもしれない。あるいはこのガリガリ音はSCSI HDDのそれなのかもしれない。それだったらSCSI譲りの高性能HDDとなっていいのですが・・・。
  • このDiaryで過去のログがみれなくなったのはPHPの仕様が変わったせい?以前ならhttp:〜/?log=aaaというふうにURLの末尾に?に続けてデータを送った場合、スクリプト内からは$logでaaaというデータを参照できたのですが、いつの間にかそれが出来なくなってる。URLを自力で解析してデータをとり出せって事でしょうか。それ自体はPerlなどPHP以外の処理系では当然のようにやっていることなので難しいことではないのですが、その必要がないのがPHPの良いところだったのになあ。

Fri Aug 2003

  • あーもうなんか最近いいこと全くナイ。RAIDはなんかうまいこといかないし買ってきたメモリは相性が出て装着できないし。全くやる気ナッシング。はあ、なんかいいことないかなあ。

Mon Aug 2003

  • 東工大へと旅立った非常にまじめだった俺の友達は彼の地の人たちの手によって洗脳された(むしろ自ら目覚めた?)らしく戻ってきたら立派にオタクになってました。合掌。彼この日記みてるだろうなー。
  • vCard作成 for iPodの改善案をメールで送ってきてくれた方へ。一週間で仕上げるなんて大嘘ついてごめんなさい。全然時間がありません。気長に待ってください。いつ完成することやら。
  • RAIDを構築してからPhotoshopの動作が異常に遅くなってしまいました。おそらくHDDにテンポラリファイルを作る際にウエイトがかかってるような感じがします。マザーボードのIDEにHDDをつなぎ換えると元に戻るため間違いなくRAID構築がうまくいってないんでしょう。それなら戻せばいいやんって話ですがここまで来たらもう意地です。というわけで思い切ってOSをクリーンインストールすることにしました。ついでなんでバージョンも2000からXPへ。
  • XPは重いLunaはダサいいろいろ不具合が出ると、XPに関しては全くいい話がないのでせっかく安定して動作している2000をあえてアップグレードする必要性を感じてませんでしたが、XPのVisual Skinを切り替える機能はカスタマイズ好きな自分には魅力的です。あと、標準でDVD-RAMに対応してるとかタスクトレイのアイコンを隠せるとか(TrayExpandを使えば2000でも隠せるけど)小さいところですが結構便利そうです。またXPもSP1がリリースされてだいぶ不具合も潰されてきたことでしょう。OSのクリーンインストールなんてめったにやらないため出来るときにアップグレードしといた方がいいと判断。
  • インストール開始時にF6をおしてRAIDドライバーを入れた以外は全く問題なくインストール完了。これまで使っていたソフトもほとんどXPで使えた。ただしNorton Internet Security 2001はバージョンが古いためか未知のOSだといってXPにインストールできない。早いとこあたらしいワクチンソフトを買ってこよう。
  • XPのインストール後、異常なシーク音を立てていたMaxtorの120GBのHDD、6Y120P0がいってしまった。といってもドライブ自体が壊れたわけではなくパーテーションで区切られていた領域のうちの一つが壊れたらしい。NTFS ファイルテーブルが壊れたとかいって中身を読み出すことが出来なくなってしまった。たいしたデータは入ってなかったからいいや・・・と思ったら中にOS移行用にバックアップしてあったメールデータが入ってたことに気づく。一応3ヶ月前のメールデータは他のドライブにあったから致命的ではなかったけれども出来ればファイルを回収したい。Vectorにあったファイル復元ソフトなんかを使ってみたがしかし復元することは出来ずやむなく再フォーマット。くそう、FAT32でフォーマットしてあればクラスタスキャンでファイル回収できたかもしれない・・・

Wed Aug 2003

  • 一昨日くらいからネット障害でインターネットに接続できなくなりました。いろいろ手を尽くしてみましたが直る気配がないためCATVの接続業者に電話してこちらの状況を説明したところ、どうやらモデムから先に信号が届いてないとのこと。考えられる原因としてはモデムの故障か引き込み回線のトラブルということになります。ちなみにウチ、なんか最近屋根裏部屋にネズミがいるようでもしかしたらそいつに回線かじられたのではないだろうか、もしそうなら工事費用こっちが負担しなければならず( ゚Д゚)マズーと思ったのですが、業者の人に家に来てもらってみていただいたところ回線には信号がちゃんと来ていたためモデムの故障ということで新しいのに交換し、もともとレンタルだったので費用もCATV接続業者持ちということになった。
  • つうわけでなんか久しぶりにネットにつなぐわけですが、ネットに激しく依存した生活を送っているためネットから長い時間隔離されているとなんか緊急の用件がメールで入ってないだろうかとかチェックしてるサイトの更新が行われてたりしてないだろうかとかある種禁断症状みたいな発作に悩まされてしまうわけですが、復旧してその間に何があったのか調べても別に全く何も起きてないことを知るとむしろがっかりしてしまうわけです。俺みたいな一個人が二三日ネットに繋がらなかったからといって何か損するといったらそんなこと全然ないんですよね。
  • 昨夜は中学時代の友達数人と飲んでました。その中の一人と妙にソリが合って会話が弾み、楽しい一時を過ごすことが出来ました。友達と飲み屋で酒を飲むって大人になった感じがして非常にいいです。
  • ここんところいろいろ試行錯誤しているRAID構築についてですが、DA-7DPXDWにはオンボードでPromise製ATA100 RAIDコントローラー(PDC20267)が載っているのですが私はあえてそれを使わずにHighPoint製ATA100 RAIDコントローラー(HPT370A)が載ったPCIカードを別途装着して使用しています。なぜならオンボードRAIDは32bit/33MHz PCIに接続されているため、同じく32bit/33MHz PCIに接続されているIEEE1394やUSB2.0、LANなんかを同地に使った場合帯域が足りなくなる恐れがあるからです。また、RAIDカード自体は32bitですがHTP370Aチップは66MHz動作に対応しているため、64bit/66MHz PCIにさせば32bit PCIにさす場合よりもパフォーマンスアップが望めます。せっかくある64bit/66MHz PCIなんですから何もささないなんてもったいなさすぎ。そんなわけで昔買ったRAIDカードを使ってRAIDを組もうとしていたんですがこれがなかなかうまくいかない。XPインストール時にドライバはちゃんと組み込んだんですが、その時はもしものときのためにWin2000環境を残しておこうと思ってRAID用に用意してあった2個のHDDのうち片方にWin2000環境をバックアップしておいて、残り一つのHDDを使いRAIDを構築せずにPCIカードにはHDDが一つだけぶら下がった状態でOSインストールしたんです。そしてXPインストールによる不具合がないことが確認できたためいざRAIDを構築しようと思ったら、OSが全く起動しなくなってしまった。2個つないでるだけなら不具合はないんですがそれでいざRAIDを組むと途端に起動しなくなってしまう。どないせーっちゅうねん。
  • 仕方がないのでオンボードのRAIDでRAIDを構築してみることにした。初めはなんかうまいこといってるかなあと思ったのだが操作しているうちにマウスの動作などに妙な引っ掛かりを感じるようになり、デフラグすれば直るかと思ってデフラグしてみたらCドライブのファイルにエラーが大量に発生。なんかやばげな雰囲気です。

Sat Aug 2003

  • OSの修復インストールでうまくいったかと思ったがそうは問屋が卸さないらしい。HighPointの安物ではなくAdaptecのRAID5に対応したヤツを素直に買っとけって事でしょうか。
  • Apple、Power Mac G5を出荷開始、大停電の影響はなし
    「製造には停電の影響はなかった。スケジュール通りに進行している」とジョズウィアック氏。 日本国内向けのG5発売延期もスケジュールに入ってたって事でしょうか。
  • 父親のホンダ ビートを借りてチョット北海道まで二週間ぐらい旅行に出かけるつもりである旨を父親に伝えたらえらい反対されてしまったので、気づかれないようにこっそりと出かけることにします。もちろんビートも奪って。
  • とりあえず旅行中に締切りが来るレポートだけ仕上げておこうか。

Tue Aug 2003


  • 最近のデスクトップ画像。Visual ThemeはStudioSwentyEightDXBを日本語環境でもちゃんとつかえるようにボタンなどのマージンを若干修正したものを使ってます。
  • 隣町にあるコンプマート可児店にふらっといってみました。店内はそれほど広くはありませんでしたが玄人指向とか自作系のパーツもそれなりにおいてあり、Matrox信者な俺的にはParheliaとP650が置いてあったのは評価高し。あと狭いながらもMacintoshを扱っていてこのあたりではかなり貴重な存在だ。ただしまだG5が置いてなかったのは残念。まあG5自体日本への出荷の遅れで国内には数台しかないわけだけど。
  • 自作系の店といえば、多治見ではPCアシストが有名でそこそこ安いため春日井辺りからわざわざ来てる人もいるらしいのですが先日バイト先で冷蔵庫の配達を手伝うためにトラックに乗って小泉へいく途中に窓にパソコンと書かれたお店を発見。その独特の雰囲気からパーツショップのオーラを感じたためその後行ってみました。
    中にはそこそこいろんな種類のパーツが置いてありました。みると結構古いものもあります。町外れ、幹線道路から大きくはずれた立地という悪条件のためか客はほとんどいなくて、それらは多分いまだに売れ残ってるんでしょう。Voodoo3とかATコネクタのキーボードとかが新品で置いてありました。でもAthlon 1.2Gが10000とか、いったいいつの時代の価格ですか今じゃ半額で買えるし。でもマト的にはバルクながらG550が置いてあったのは好印象。ちなみにWebサイトがありました。
  • 例の不具合、RAIDではなくParheliaが原因だったようです。ファイルを開くのとか、フォルダを開くのとか、ソフトの起動とかが強烈に遅くなって、RAIDをやめてオンボードのIDEにHDDを接続し直してみても解決しないため、RAIDを組むのに失敗してどっかが腐っちまってこりゃクリーンインストールかなとか思ってたけど面倒くさくてそのまま使ってたわけです。ソフトの起動が遅いといっても一度起動してしまえばさくさく動くようになるため、一度目はなんか不具合が発生しているHDDにアクセスしなければならないため何十秒も待たされるけれども、二度目からはメモリからロードできるため早いのだろうと予想してました。
    で、そんな状況で2chのMatroxスレをみてたらParheliaリテールで軽めの3Dゲーしてると音楽は流れてるのに画面だけ固まる病が頻発…なる書き込みを発見。そういえばうちでもメルブラやってると同じ症状になるんだよな。で、AGP Aparture sizeを64MBにするとフリーズしなくなるという回答があったので早速BIOSをいじってみました。ビデオカードで3D描画を行う際に貼り付けるテクスチャの量が多くてVRAMから溢れてしまった場合にVRAMほど高速ではないがしかし量が多いメインメモリを一時的にテクスチャの格納場所に使うという機能がビデオカード(またはマザーボード?)にあるんですが、この時使えるメインメモリの量を指定するのがAGP Aparture sizeの項目。どっかの本でこの項目はVRAMの容量の2倍にするといいって書いてあり、Parheliaには128MB VRAMがのってたため258MBを指定してあったわけです。まあVRAMが128MBもあれば足りなくなるようなことは絶対にないだろう。ってわけで助言通りAGP Aparture sizeを64MBにしたところ、メルブラが途中でフリーズしなくなったどころかそれまでRAIDの不具合だと思っていたいろいろな不具合がすべて解消してしまった。いやあ、良かった良かった。
  • 久しぶりに安定動作するようになったのでなんかやる気が出てきたため、ジャンクで拾ってきたパーツをいろいろ動作確認してみることに。

  • まずこの前ジャンク屋で1000円でゲットした3Dlabs Parmedia搭載ビデオカード、メルコ WHP-PM4(メーカーページが消されてた)をためしてみます。ヒートシンクがVIA Cyrixの物に替えられていてパッとみたときCyrixが載ってるのかと一瞬勘違いしてびっくりしましたが、これがうまいこと動かない。Win2000ではドライバがないため動かないのは分かるとしても、BIOS表示すら出来ないってどういうことって感じでしたが基板上にはディップスイッチがいくつかあってそれをうまいこと設定してやらないとだめみたいなんですよね。で、いろいろ試行錯誤してみた結果どうやらスイッチを1=on,2=on,3=on,4=offにすればいいことが判明。BIOS表示までたどり着きましたがしかしドライバがなくてXPは起動すら出来ませんでした。
  • その他はまた後日。

Sun Aug 2003

  • 27-29まで東京行ってきました。北海道へ行くかわりに。
  • とりあえず秋葉原でジャンク品をいろいろみてきました。以下戦利品。
  • Millenium PCIの写真

    Matrox Millenium PCI 4MB

    Matrox派としてはPCI Matroxは一枚は持っていたいところ。なんと530円でした。ちなみにこの前入手した3Dlabs Parmediaとちがい、WinXP用のドライバも提供されているため現在でもちゃんと使えます。性能はおいといて・・・それにしても大須ではPCIビデオカードは中古で売ってるのを全くみませんが秋葉原では至る所でみることが出来るんですよね。やはり大須と比べると規模が違うわけです。
  • AMD AthlonMP 2800+

    東京に行く直前にPC Successで一個2万円で売っているとの情報をキャッチ。これ今現在市場価格は3万円くだらないはずですし、なにより悪評高いPC Success。もしかしたら偽物を詰めてるとか手の込んだ詐欺である可能性も否定できないわけですが(をい、でも買ってきてしまいました2つ。これを今のMP 1800+と置き換えてみたところ・・・体感速度の変化は全くなし。うーん、実クロック1530MHzと2133MHz程度の違いを体感するのは無理っぽい?ためしにSuperπを回してみましたが104万桁で10秒程度しか違いがなかった上に2800+でも1分01秒と1分切れませんでした。しかし部屋の体感気温は3度ほど上昇(笑)クロック周波数は結構違いますがコアが違うためむしろ2800+の方が発熱は少ないはずですが、やっぱりCPUクーラー交換しといた方がいいのかなあ。
  • SCSI RAIDの写真

    なぞのSCSI RAID

    ジャンク屋の店頭をあさっていたら発見。1000円って書かれてました。コネクタを見るとどうやらSCSIボードのようですが基板上にCPUとSDRAMが載ってます。ま、まさかRAID 5対応SCSI RAID!!?
    解説しよう。RAIDってのは複数のHDDを一つのHDDとして扱うことによりハードウェア的な故障によるデータの消失を防いだりファイルへのアクセス速度を上げる為の技術で、あつかうHDDのインターフェースによってIDE RAID、SCSI RAID、SerialATA RAIDがありまたそれぞれ0-5までレベルがあります。個々のレベルがどういった動作をするのか書くと長くなるため省略しますが、RAID 5ともなるとHDDにデータを書き込む際にデータ復旧用のパリティを計算しなければならないため、対応ボードは基板上に専用のプロセッサを搭載しています。モノによってはPowerPCやPentiumなどPC用に単体でも使えるプロセッサを贅沢にも使用してたりしてます。最近はIDE RAID 0/1のみ対応した3000円台の安価なRAIDボードもありますが(私もそれでIDE RAID 1を構築中)SCSI RAIDともなるともう個人向けではなくサーバーユースでRAID 0/1のみ対応の商品ですら3万円近くし、RAID 5に対応した高級品は10万円以上するのも珍しくありません。
    以上をふまえてもう一度例の1000円SCSIをみてみます。基板上のチップはことごとくマジックで塗りつぶされてます。一緒に箱の中にある他のジャンク品も同じように塗りつぶされているのをみるとおそらく店側がそうしているのでしょう。いったいなんのつもりで。搭載チップとかから出所が割れるのを恐れているのかもしれません。まさか盗品?!プロセッサに至ってはボールペンでなぞられたようでヒートスプレッダがえぐられてます。ただし目を凝らせば刻印されていた文字を読み取ることが出来、それによるとどうやらチップはIntel製のようです。そういえばIntelのi960プロセッサはよくRAID 5のパリティ計算用に使われてたなあ。たぶんそれだろう。またSCSIコネクタは内部2個+外部2個の計4個。この手のヤツは内部と外部は排他利用なため2chということでしょうか。一基板上に2chのSCSIコネクタを搭載してるって結構いいヤツじゃないのか?そしてPCIインターフェースは64bit対応の長いヤツ。ああ、これはもう絶対個人ユースじゃない。サーバーユースだ。新品価格10万円はくだらないな。そういえばうちのDual-Athlonマザーには64bit/66MHz PCIスロットが2個あるんだけど64bit PCIに対応したカードは一枚も持ってなかったなあ。64bit PCIが必要なデバイスといったらSCSI RAIDかGigabit Ethernetくらいしかないしそれらも安いやつは32bit PCIで、64bit PCIに対応したボードは非常に高価なのだ。66MHzに対応したカードならHighPointのIDE RAIDカードを使用中だけど。CPUも現在最速の2800+に替えたし、これでようやくマザーボードの性能をすべて発揮できるのでしょうか。でもこれホントに使えるんだろうか。ジャンク品として床の箱に入れられて売られてるけど店側はこれが壊れていると動作確認したのだろうか。一応店員に確認をとってみるが私が確認したのではないから分からない、誰が確認したのかも分からない。そんなわけで動かないかどうかも分からない。メモリぐらいは動くんじゃない?って感じ。SCSI RAIDとかいう高価な商品を全く動作チェックせずにそのままジャンクへ直行なんてあり得ないから動作確認した結果何か不具合が見つかったんだろう。完動品なら桁が一つか二つ違うだろうし。きっとこのカードは64bit PCI専用で32bit PCIでは動かないんだろう。64bit PCIがあるマザーなんてあまりないからこの店は検証用のマシンが無かったんだな。きっとそうに違いない。まあ動かなくてもメモリぐらいは使えるだろう(笑)。(あとで試してみて分かりましたがホントに32bit PCIでは動きませんでした。SCSI BIOS表示中に「Firmware Initialining...」と点滅したまま先に進みません)
  • で、さっそくうちのDual AthlonマザーDA-7DPXDWの64bit PCIに装着してみます。おー、ちゃんとSCSI BIOSが表示されるぞ。ってことはカードは生きてるって事か?「LSI MegaRAID」ってかかれてます。LSIってトランジスタ→IC→LSIのLSIか?でも「Copyright LSI Logic Corp.」って書いてあるのをみるとおそらく会社名なのだろう。俺は知らないけど。「No SCSI chips found on the adapter! No MegaRAID Adapter Installed」ってエラーが出ますが、そのまま受け取ると「基板上にSCSIチップが見つからない」って事になってどこかにICをポロッと落としてきたのかって事になりますが、そんな致命的なハードウェア的な欠損があったらBIOSすら起動しないと思われますのでおそらく接続されているSCSI機器の制御チップが見つからない、つまりSCSI機器が繋がってないよっていってるのでしょう。実際つなげてないし。そもそもおれSCSI機器一つも持ってないんだよな。まあそれはこの際置いといて。 で、Windowsが起動すると勝手にドライバを組み込んでくれました。名前も出てます。ふむふむ、「LSI Logic MegaRAID Elite 1600 RAID Controller」。早速ググッてみてびっくり。Ultra160 SCSI対応、RAID 0/1/3/5/01/03/05/JBODに対応、オプションでバッテリーバックアップ機能付き(当然今回買ったやつにはついてなかったです)と何でもありです。最安値でも90800円、店によっては15万円以上してます。うわー、こりゃ本物だ。今まではIDE RAID 1でお茶を濁してたけどこんなの手に入れてしまったからにはUltra160 SCSI HDD買ってきてRAID 5組むしかないのか!!?

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