きんきょ〜

過去の出来事

Sun Aug 2003

  • 27-29まで東京行ってきました。北海道へ行くかわりに。
  • とりあえず秋葉原でジャンク品をいろいろみてきました。以下戦利品。
  • Millenium PCIの写真

    Matrox Millenium PCI 4MB

    Matrox派としてはPCI Matroxは一枚は持っていたいところ。なんと530円でした。ちなみにこの前入手した3Dlabs Parmediaとちがい、WinXP用のドライバも提供されているため現在でもちゃんと使えます。性能はおいといて・・・それにしても大須ではPCIビデオカードは中古で売ってるのを全くみませんが秋葉原では至る所でみることが出来るんですよね。やはり大須と比べると規模が違うわけです。
  • AMD AthlonMP 2800+

    東京に行く直前にPC Successで一個2万円で売っているとの情報をキャッチ。これ今現在市場価格は3万円くだらないはずですし、なにより悪評高いPC Success。もしかしたら偽物を詰めてるとか手の込んだ詐欺である可能性も否定できないわけですが(をい、でも買ってきてしまいました2つ。これを今のMP 1800+と置き換えてみたところ・・・体感速度の変化は全くなし。うーん、実クロック1530MHzと2133MHz程度の違いを体感するのは無理っぽい?ためしにSuperπを回してみましたが104万桁で10秒程度しか違いがなかった上に2800+でも1分01秒と1分切れませんでした。しかし部屋の体感気温は3度ほど上昇(笑)クロック周波数は結構違いますがコアが違うためむしろ2800+の方が発熱は少ないはずですが、やっぱりCPUクーラー交換しといた方がいいのかなあ。
  • SCSI RAIDの写真

    なぞのSCSI RAID

    ジャンク屋の店頭をあさっていたら発見。1000円って書かれてました。コネクタを見るとどうやらSCSIボードのようですが基板上にCPUとSDRAMが載ってます。ま、まさかRAID 5対応SCSI RAID!!?
    解説しよう。RAIDってのは複数のHDDを一つのHDDとして扱うことによりハードウェア的な故障によるデータの消失を防いだりファイルへのアクセス速度を上げる為の技術で、あつかうHDDのインターフェースによってIDE RAID、SCSI RAID、SerialATA RAIDがありまたそれぞれ0-5までレベルがあります。個々のレベルがどういった動作をするのか書くと長くなるため省略しますが、RAID 5ともなるとHDDにデータを書き込む際にデータ復旧用のパリティを計算しなければならないため、対応ボードは基板上に専用のプロセッサを搭載しています。モノによってはPowerPCやPentiumなどPC用に単体でも使えるプロセッサを贅沢にも使用してたりしてます。最近はIDE RAID 0/1のみ対応した3000円台の安価なRAIDボードもありますが(私もそれでIDE RAID 1を構築中)SCSI RAIDともなるともう個人向けではなくサーバーユースでRAID 0/1のみ対応の商品ですら3万円近くし、RAID 5に対応した高級品は10万円以上するのも珍しくありません。
    以上をふまえてもう一度例の1000円SCSIをみてみます。基板上のチップはことごとくマジックで塗りつぶされてます。一緒に箱の中にある他のジャンク品も同じように塗りつぶされているのをみるとおそらく店側がそうしているのでしょう。いったいなんのつもりで。搭載チップとかから出所が割れるのを恐れているのかもしれません。まさか盗品?!プロセッサに至ってはボールペンでなぞられたようでヒートスプレッダがえぐられてます。ただし目を凝らせば刻印されていた文字を読み取ることが出来、それによるとどうやらチップはIntel製のようです。そういえばIntelのi960プロセッサはよくRAID 5のパリティ計算用に使われてたなあ。たぶんそれだろう。またSCSIコネクタは内部2個+外部2個の計4個。この手のヤツは内部と外部は排他利用なため2chということでしょうか。一基板上に2chのSCSIコネクタを搭載してるって結構いいヤツじゃないのか?そしてPCIインターフェースは64bit対応の長いヤツ。ああ、これはもう絶対個人ユースじゃない。サーバーユースだ。新品価格10万円はくだらないな。そういえばうちのDual-Athlonマザーには64bit/66MHz PCIスロットが2個あるんだけど64bit PCIに対応したカードは一枚も持ってなかったなあ。64bit PCIが必要なデバイスといったらSCSI RAIDかGigabit Ethernetくらいしかないしそれらも安いやつは32bit PCIで、64bit PCIに対応したボードは非常に高価なのだ。66MHzに対応したカードならHighPointのIDE RAIDカードを使用中だけど。CPUも現在最速の2800+に替えたし、これでようやくマザーボードの性能をすべて発揮できるのでしょうか。でもこれホントに使えるんだろうか。ジャンク品として床の箱に入れられて売られてるけど店側はこれが壊れていると動作確認したのだろうか。一応店員に確認をとってみるが私が確認したのではないから分からない、誰が確認したのかも分からない。そんなわけで動かないかどうかも分からない。メモリぐらいは動くんじゃない?って感じ。SCSI RAIDとかいう高価な商品を全く動作チェックせずにそのままジャンクへ直行なんてあり得ないから動作確認した結果何か不具合が見つかったんだろう。完動品なら桁が一つか二つ違うだろうし。きっとこのカードは64bit PCI専用で32bit PCIでは動かないんだろう。64bit PCIがあるマザーなんてあまりないからこの店は検証用のマシンが無かったんだな。きっとそうに違いない。まあ動かなくてもメモリぐらいは使えるだろう(笑)。(あとで試してみて分かりましたがホントに32bit PCIでは動きませんでした。SCSI BIOS表示中に「Firmware Initialining...」と点滅したまま先に進みません)
  • で、さっそくうちのDual AthlonマザーDA-7DPXDWの64bit PCIに装着してみます。おー、ちゃんとSCSI BIOSが表示されるぞ。ってことはカードは生きてるって事か?「LSI MegaRAID」ってかかれてます。LSIってトランジスタ→IC→LSIのLSIか?でも「Copyright LSI Logic Corp.」って書いてあるのをみるとおそらく会社名なのだろう。俺は知らないけど。「No SCSI chips found on the adapter! No MegaRAID Adapter Installed」ってエラーが出ますが、そのまま受け取ると「基板上にSCSIチップが見つからない」って事になってどこかにICをポロッと落としてきたのかって事になりますが、そんな致命的なハードウェア的な欠損があったらBIOSすら起動しないと思われますのでおそらく接続されているSCSI機器の制御チップが見つからない、つまりSCSI機器が繋がってないよっていってるのでしょう。実際つなげてないし。そもそもおれSCSI機器一つも持ってないんだよな。まあそれはこの際置いといて。 で、Windowsが起動すると勝手にドライバを組み込んでくれました。名前も出てます。ふむふむ、「LSI Logic MegaRAID Elite 1600 RAID Controller」。早速ググッてみてびっくり。Ultra160 SCSI対応、RAID 0/1/3/5/01/03/05/JBODに対応、オプションでバッテリーバックアップ機能付き(当然今回買ったやつにはついてなかったです)と何でもありです。最安値でも90800円、店によっては15万円以上してます。うわー、こりゃ本物だ。今まではIDE RAID 1でお茶を濁してたけどこんなの手に入れてしまったからにはUltra160 SCSI HDD買ってきてRAID 5組むしかないのか!!?

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