きんきょ〜

過去の出来事

Mon Jul 2005

  • いまさらながら大学院の試験の報告。先週の土曜に受けたのはいわゆる推薦試験なのですが、ウチの教授の知り合いがその大学にいるとのことで以下の二点の情報をあらかじめ得ていました。
    1.面接とかではなく学力で判断される
    2.問題の解答は黒板に書く
    解答を黒板に書くとか目的がよく分かりませんが、学力で判断されるというのは学外から受験する自分にとってはかなりきつい条件です。だって講義でやってた内容も教科書も違うわけだし特に院試験では大概必須な数学なんて二年の前期までしかやってないし(試験なんてそれこそ名前を書けば合格なレベル)。ちなみに募集要項には「試験の内容は志願者の出身学部を考慮する」みたいな文がありましたが、それがほんとなら芸術工学部出身のオレには特別に、デザイン史や都市論についての問題を出してくれるってわけですかね。そんなことあるはずも無く、この試験は最悪の結果になるだろうと自分の中では予想していました。
  • で、試験前日はバイト先でよくしてくれた社員の送別会に参加していたため(しかもオレが幹事の番だった)帰ってきたのは12時過ぎ。朝起きてもなんかダルイ感じでコンディションは劣悪です。重い足取りを引きずりつつ電車を乗り継いでいざ試験会場へ。試験は10分置きに一人づつ行われるとの説明があり、ギリギリで願書を提出したオレはなんと19番目。つまり3時間以上も控室で待っていろというわけですよ。そんなことなら重いからって数学の教科書置いてくるんじゃなかった。かばんの中を探してみたら人間工学のノートがあったので、これを5回ほど読み返した後ふて寝することにしました。
  • で、いろいろ前の人が延びてオレの番が来たのは試験開始から4時間ほど経ってから。「349番(オレの番号)の方はこちらに来てください」といわれ試験の行われる別室に行くと、そこの大学の教授が7人ぐらいおり、オレが黒板の前の席に着くや否や、当初の予想に反して面接が始まりました。「面接よりも学力で判断される=面接無しかも」と考えていたため、あまり深く面接対策してなかったため、入ってから何を研究するのかとか基本的なことに対しての解答に突っ込まれて、的確に答えることが出来ず少し冷や汗。しかも途中でオレの出願した願書の中に不備な点が発見されてこれの修正に関して教授内でもめるというトラブルがあり、聞いてるオレは「さっきちゃんと答えられなかったおれは多分不合格だから、修正とかいいからもう帰してくれ」と思ってずっと下向いてました。
  • やっと終わりかと思ったら隣の教室へ。机の上には数学の問題。それを10分で解けと。そして解答は黒板に。とりあえずこの複素数平面の問題は高校時代の知識で解けるけど、あとの問題はさっぱり分からん。あと7分、どうやって時間を潰そうか。もういいから帰してくれ。
  • やっと終わったかと思ったらさらに隣の教室へ。今度は英語。この紙に書かれた単語の意味を口で説明しろといわれたので腹話術を使って解答してみたんだが試験官全くオレの顔みてない。とりあえず5問中3問解けた。次に7分30秒で次の英文の訳をこれまた黒板に書けと。訳自体はそれほど難しくは無かったが、黒板って意外と文字書きづらくて2問あるうち片方は書ききれなかった。黒板に書くことがそんなに重要なのかこの大学は。あれか、問題が解けるかよりも「黒板に書く」という条件から黒板の書きづらさをあらかじめ意識し、通常より早めに書き始める必要があるということに気づけるか、という方を重要視してるわけなのか!?まあ、出来なかった英語訳の片方の問題がもし出来たとしても数学と面接の穴は多分埋められないだろうな。一刻も早く帰りたい、その一心でオレはこの試験会場の大学をあとにした。もう二度と来ることは無いだろうと思ったけどまだ一般入試あるじゃん。はあ、いまから気が重い。

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