きんきょ〜

17th day

Sat May 2008

• ずいぶん長いこと更新をさぼってしまいましたが久しぶりに近況の報告など
• とりあえず大学の博士後期課程に入学しました。そこでは引き続き、これまでやってきた研究を続けながらこれまでとあまり変わらない生活を続けています。採録が決まった国際会議のために英語の本論文を作成して投稿し、現在は発表に向けて英語のプレゼンの準備中です。発表は来週、タイで行われます。
• 他にも一つ、担当教員のすすめで非常に有名な国際学会へも論文を投稿しました。ただしこちらのほうはかなり倍率が高く、自分の英訳のクオリティではそもそも読んでももらえないということで、結局すべての英訳を担当教員が行ってしまいました。ちょっと悲しかったので次はこうならないように精進しようと思ってます。
• 東京大学に世界的に有名なコンピュータインタフェースの研究者、五十嵐健夫先生という方がいらっしゃいます。その人が国から多額の予算を獲得して「五十嵐デザインインタフェースプロジェクト」というものを今年度から立ち上げていらっしゃるのですが、何の因果か自分もそこに末席として参加することに。聞くところによればインタラクションの発表が目に留まったとのことですが、それよりも担当教官と五十嵐先生が知り合いだっていうのが大きいな。コンピュータインタフェースの世界は非常に狭いらしいです。
• 最近ふと思うようになったのが、自分の今後のこと。とりあえず現時点では博士の学生としてはそこそこいい感じではありますが、自分はこのままでいいのだろうか、と。そういえば自分はなぜ研究者を目指していたんだろう。なにか研究したいことがあるのではなく、研究者という身分に憧れていたとしたらちょっと危険だと最近思うようになってきた。そもそも自分はどんな将来を理想とする人間だったのだろうか。
• 折からの売り手市場といわれる就職戦線に、新卒のふりして自分も参加してみましたところ、超大手の外資系IT企業と、かなり別分野の機械系の企業から内定が得られました。今後のことについての悩みはつきない。